世間で今話題になっているギャンブル依存症について勉強しました。すると他人事だと思えなくなったのでより多くの人にその怖さと当事者の辛さを理解してもらおうと思いこの記事を書きました。この記事を書くにあたり40代の男性のケースを参考にさせてもらいました。
ギャンブル依存におちいる流れ
①好奇心と稼ぎたいという思い
最初は好奇心と稼ぎたいという思いで始められる方が大半でバカラのようにゲーム感覚で行えるものをされているようです。
②簡単に大金が手に入る
この方の場合40分で20万円が60万円に化けたようです。
③もっとお金を増やしたい!
40分で20万円が60万円に化けたら大半の方は真面目に仕事をすることを馬鹿らしく感じ「これでお金を増やそう」と考えられると思います。この思考が危険なんですけどね・・・
④のめりこむ
たとえ負けたとしてもやめることができずに借金をしてでもやってしまう。その時の言い訳は「このお金で当たって人生を取り戻す」
まず大前提としてギャンブルは儲かりません!その仕組みをしっかりと理解していれば目先の利益にはだまされないように感じます。
⑤宝くじの納税は40%
これをご覧ください。これはみんな大好きな宝くじの内訳です。驚くべきことに全体の約40%ものお金が税金として取られているのです。つまり1万円分宝くじを買った場合4000円も税金を納めているということです。これは宝くじの内訳ですが、パチンコや競馬も似たようなものです。
⑥会社を退職
仕事中にもバカラを行い借金を15000000円も作ったことによりこの方は2022年に会社を退職されています。その後23年に両親のすすめで自助グループに参加され更生を目指されました。
⑦依存症はなかなか治らない
しかし自助グループに参加してから3か月後に親の金を盗んでギャンブルをしてしまいます。
このことが強い後悔と罪悪感を生んだことによりようやくギャンブルをやめれたようです。
水原被告について思うこと
この方は水原被告とかつてのご自身を重ね合わせこのように分析されています。
借金を返すためにまたギャンブルをするしかないというループにはまってしまっていたのかもしれない。その行動は決して楽しいものではなく地獄のようだったのではないだろうかと
ギャンブル依存症の相談内容の変化
2018年までは主にパチンコによる依存の相談が主だったものが
19年からはオンラインギャンブルの相談が主になり相談者も20~30代が6割となったようです。
さらに23年には20~30代の割合が8割になり相談者の低年齢化が進んでいるようです。
これはコロナ禍による外出自粛が引き金になったと考えられています。
それでもギャンブルを行いますか?
依存症から回復ためには仲間や自助グループの力が必要不可欠です。なぜなら人間は 欲望〉意思だからです。ギャンブル、薬は一度でも始めるとやめることができなくなり人生を台無しにします。ストレス発散の手段、お金を稼ぐ手段、世の中にはいっぱいあります。しっかりと調べて自分に合った方法で上手に付き合っていきましょう!
また依存症の方には国や県が運営する相談窓口が併設されています。借金してでも何かをしたいと考えるときちょっと立ち止まって考えてみてください。
「自分は依存症ではないだろうか?と」
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